質問日時: 07/08/29 質問番号: 8

- 質問者リーさん
今年(2007年)6月に、建築基準法が改正されたようですが、素人には違いがよく分かりません。
すみません。。
今後、建設されるマンションと、今までのマンションとでは、何が違うのでしょうか?
できるだけ、詳しく教えていただけると助かります。
また、モデルルームによく展示されている「床と壁の断面図」や、建築現場を見学した際に、素人でも確認できる事ってありますか?
例えば、新基準の施工と、旧式の見分け方とか。
営業担当者に何と聞けば、構造のしっかりしたマンションと判るのでしょうか?
やはり、マンションを買いたい者としては、構造のしっかりしたマンションが欲しいので、“頑丈なマンション”の見分け方を教えてください。
よろしくお願いします。
専門家:大友 雅敏|2拍手

- 専門家:大友 雅敏さん
今年の6月20日に施行された建築基準法の改正点は、問題となっていた構造計算書の偽装防止を主な目的とした点です。
改正前の建築基準法では、建築主(マンション業者等)が建築主事または指定確認検査機関に建築確認申請を行えば、そこの審査を経て建築確認済証が交付されていたのが、改正後では、建築主が建築主事または指定確認検査機関に建築確認申請をした場合、マンションについては高さ20m(7階建)以上の鉄筋コンクリート造のマンションは全て建築主事または指定確認検査機関の審査とは別に、新設された第三者機関の「指定構造計算適合性判定機関」の構造設計専門家による構造審査が義務付けられることになりました。また、改正前にはなかった工事の中間検査も、改正後は3階建以上のマンションは法律で義務付けられることになりました。
これら以外に、○指定確認検査機関に対する指導監督の強化と情報開示○建築士に対する罰則の強化と情報開示○特定行政庁に対して設計図書の保存の義務付け等が改正点となります。
改正建築基準法によるマンションは、今年の6月20日以降に提出された建築確認申請が適用されますので、まだ分譲マンションとして市場にはでてきていないと思われます。
ご質問の「構造のしっかりしたマンション」として、現在一つの目安とされているのが、住宅性能表示制度による耐震等級3を取得しているマンションです。
私も、地震が大の苦手ですので、お気持ちは充分理解できます。
ところで、私自身、安全な住宅と思っているのは、建物だけが頑丈なだけではなく、地盤も頑丈で初めて安全な住まいと思っております。なぜなら、地盤の強弱により建物に対する影響(揺れ)が非常に大きいためです。
また、最近多くなってきていますが、免震構造マンションも地震に対しては、有効な建物構造だと考えられます。
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