質問日時: 07/11/17 質問番号: 52

- 質問者チェリーさん
約3000万円でマンションを購入したのですが、業者さんから頂いた火災保険の
加入金額が1200万円となっていました。
実際は3000万円保険を掛けなくてよいのでしょうか?
専門家:松木 安仁|2拍手

- 専門家:松木 安仁さん
ご質問ありがとうございます。ご質問の内容が定かではありませんが、おそらく購入価格3000万円のマンションの火災保険の設定価格が1200万円であったというご趣旨だと思われます。こちらを前提にお話しをしたいと存じます。
1.火災保険の対象
火災保険は、建築物を対象としてかけられますので、土地代は含みません。
マンションの価格には、土地代+建物の持分価格を含みますので、土地代を含まない分、購入価格よりも保険金額は低くなります。
2.保険金額の設定方法
保険金額の設定方法(建物の評価)には以下の2つの方法が あります。
1)新価(再取得価額)
保険の目的である建物を、再度取得する場合にかかる費用を保険金額とする方法です。
2)時価
再取得価額から、減耗分を差し引いた額をベースにした評価額です。
3.まとめ
上記の通り、マンションの火災保険の場合は、時価評価の保険をかけた場合、取得価額より、保険金額はかなり低い金額となります。保険をかける際には、再取得価額の保険か時価保険かをご確認いただければと思います。
また、評価額より低い保険金額を設定した場合には、一部保険となり、全損の場合でも、保険金額までしか支払われません。逆に、評価額より高い保険金額を設定しても、超過保険として評価額までしか支払われませんので、保険金額につきましては、適正な価格設定となるよう保険担当者とよくご相談いただければと思います。
以上
専門家:渡邉 国宏|2拍手

- 専門家:渡邉 国宏さん
マンションの場合の火災保険ですが、
通常3,000万円でご購入された物件の場合、
3,000万円の内訳は以下のようになっています。
・区分所有(土地)
・区分所有(建物)
・共有部分(エレベータ、廊下、エントランス)
土地部分には火災保険は必要ありません。
共有部分に関しましては一般的にマンション管理組合で
火災保険に加入していますので、
個人でご検討いただく部分は建物の部分のみになります。
ですので、3,000万円の保険に加入する必要はございません。
具体的な火災保険の評価算出方法の一例として
ご購入の際の売買契約書の消費税額に着目してください。
以下の条件の場合
------------------------------------
・購入金額 3,000万円
・消費税額 100万円
------------------------------------
マンションの土地部分には消費税額がかかりませんので、
100万円は建物の部分に対する消費税となります。
ですので、100万円から逆算して
消費税額 100万円 ÷ 消費税率 5% =2,000万円(建物部分の金額)
2,000万円 × 40%(建物の上塗り基準) = 800万円
800万円が火災保険の基本評価となります。
後は個別の物件の条件を付保して評価とします。
チェリーさんが頂いている火災保険の1200万円評価ですが、
上記の式を例にし、評価を確認してみて下さい。
また、この評価は一般的な評価方法ですので、他の評価方法や個別の評価につきましては、弊社、及び保険会社にて試算できますのでご連絡下さい。
よろしくお願いいたします。
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