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神谷千佳代流「スイーツのある素敵な生活」

見た目・香り・甘みで元気になる。体と心を癒すスイーツの魅力

 今回訪問したのは、横浜市内の閑静な住宅街にある神谷さんの自宅。玄関で神谷さんとともに出迎えてくれた甘い香りが、リラックスした雰囲気を作り出していました。

「スイーツって、華やかな見た目でわくわくする気分になったり、香りを嗅ぐだけですごく幸せな気分を味わえるのがうれしいですよね。もちろん、甘いスイーツを食べることで、脳にとって唯一のエネルギー源であるブドウ糖が摂れる、という効果もあります。見た目・香り・栄養によって、私たちを楽しい気分にしてくれるのがスイーツの魅力なんだと思います」

 そうした魅力は、色・香りが華やかな洋菓子に限ったことではないと語る神谷さん。彼女は同時に、季節の風情を感じさせる和菓子の魅力についても教えてくれました。

「秋から冬にかけては紅葉の色を表現する練り切りなどで見た目の美しさも感じることができます。それからもう一つ、原材料として、タンパク質が摂れる豆を使ったり、サトウキビから作られる和三盆、黒糖などを使っていることで、和菓子にはヘルシーな印象もありますね」

 現在、甘味のバリエーションを生み出す黒糖や和三盆といった甘みの材料や、風味を演出する抹茶などの和素材は、洋菓子の世界でも注目され取り入れられています。神谷さんはドイツに留学し洋菓子作りを学んだ経験や長年の見識、研究の結果を活かし、そうしたスイーツの魅力やトレンドを、多くの人に紹介しています。

神谷千佳代さん。
次の章でこの「クリスマスツリーケーキ」の作り方を教えていただきます。
photo
▲甘い香りの正体は、この手作りスイーツたち。
シリアルクッキーとカップスタンドに飾りつけたマフィンなど、
とっても簡単にできるという。(sec4参照)

コミュニケーションと気軽さがポイント 子どもと楽しむツリーケーキ作り

 家庭で簡単に、しかも楽しくおいしく作れるスイーツの一例として、今回神谷さんに「クリスマスツリーケーキ」を作っていただきました。作り方はシンプルで、星型に型抜きした厚さ1.5〜2cmのスポンジケーキを積み重ね、生クリーム・イチゴでデコレーションしていくというもの。また、オーナメント代わりのアラザンでツリーを飾り付けたり、粉砂糖で雪をイメージさせたりと、シンプルな作り方の中にも、クリスマスらしい楽しい工夫が表れています。

 こうしたお菓子を作る際の質問として、「難しい部分は?」「気を付けるポイントは?」ということを神谷さんに聞いてみたところ、次のような答えが返ってきました。

何一つありません(笑)。子どもたちと一緒に作るわけですから、気を使うようなお菓子は大変ですよね。このツリーケーキは、スポンジケーキの型抜きは簡単にできますし、生クリームもどんな絞り方でも大丈夫。スプーンで載せてもいいと思います。大事なのは自由に、楽しく作ることだと思います」

 材料であるスポンジケーキも「市販のものを買った方がよい」と神谷さんは提案します。

「クリスマスは、お料理の用意も大変でしょう? スポンジケーキは前日に作って冷凍しておいてもいいと思いますが、手間をかけるところとお金をかけるところのバランスをとることが大事だと思うんです。無理しても楽しくないですから、簡単なやり方から始めてみてほしいですね」

「クリスマスツリーケーキ」の材料。 星型の抜き型、スポンジケーキ(プレーンとチョコ)、イチゴ、粉砂糖とデコレーション用アラザン。 レシピはこちら
▼まず、スポンジケーキを2センチ程度にスライス。型で抜きます。
なるべく無駄にならないようにコーナーに寄せて抜きます。
大きさの違う七つの星型スポンジケーキの準備完了。
▼大きいものから順に色を違えて積み上げます。ホイップクリームでしっかり接着。

▲土台ができたら自由にデコレーション。お子さんも大喜び。 ツリーのオーナメントを模したアラザンをパラリ。
▼一番小さい星は、ちょこんとトップの星に。

▲粉砂糖を適度に降らせて。
▲「クリスマスツリーケーキ」の完成!
 
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