- 「Petite Plus」by Punokio
シンプルでモダンな生活空間を演出してくれるインテリアアイテムや生活雑貨をご紹介しています。 - 「sui」by a-ko
北欧旅行を夢見て。北欧ユーズドな家具や雑貨、食器など集めています。
高岡の伝統工芸の職人さんが漆に螺鈿(らでん)を施して作った名刺入れは、高価なものですが、私たちはそこにある価値を提案したいと考えています。いわゆる世界のスーパーブランドのショップにある10万円の商品と、この名刺入れのどちらに価値を見出しますか?というのが我々のメッセージ。贈り物をする時に、定番の10万円の商品と、職人さんの手作り一点もののどちらが洒落たプレゼントになるかという問いかけです。そろそろ、ブランドではなく、価値を喜べる日本人になりましょうということを、私は提案していきたいと思っているんです。
伝統的な漆器の装飾・螺鈿(らでん)を施した名刺入れ。
貝殻の光沢で美しく彩られています
自分の住まいで使うインテリアや食器も同じ。ブランド名で選ぶのではなく、例えば美しいと思った薩摩切子のロックグラスを自分へのご褒美として一つ買ってみる。そこで魅力を知り、センスのあるチョイスができるようになる。ライフスタイルの向上はそこから始まる、というのが私の持論なのですが、大事なのは一つずつ無理をせずに揃えていくということだと思います。欲しいものを全部揃えようとすると、予算がオーバーしてしまうので、結局安いもので我慢することになってしまいます。欲しいものを一品ずつ、3〜5年がかりで揃えたらいいのではないでしょうか。
加工を施さない布生地を無造作に帯締めで束ねるだけで、粋で趣がある空間を演出 |
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その日の気分でカーテンをくくる帯締めをチョイスすることも楽しみの一つ。毎日違う雰囲気を演出します
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約400年前の柄や明治時代の柄を再現した数々の布生地。当時の日本人のセンスがうかがい知れるアイテム |
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ニッポンモダンのインテリアを楽しむ方法はたくさんあります。例えば、私たちは古典柄の布生地を、三つ山ひだやギャザーといった加工をせずにピンで留めることによって、窓を飾るカーテンとする提案をしています。その方が柄が生きますし、たとえ高級な生地でも最小限の大きさで済むので高価にはなりません。時には帯締めでまとめてみるなど、ちょっとした工夫で面白い空間を演出できて、見た目の粋を表現できるんです。
もう一つの提案は、インテリアを選ぶ時には内装をあえて無視するということ。気に入らない内装に合わせようとすると、嫌いな家具を買わなければなりません。逆に考えて、内装に合わなくても自分の好きな家具を一つずつ揃えていけば、その部屋が好きになるはずなんです。そして固定概念にとらわれず、自分の好きなように家具を配置することも大事です。スペースを気にして小さいソファを選ぶのではなく、奥行きのあるソファで一段高い“座”の空間を作ってみる。机やベッドを壁際ではなく部屋の中央に配置して、生きる空間を大きくとる。そんな自分なりのコーディネートが可能になるような商品を揃え、日本人の新しいライフスタイル=ニッポンモダンを提案したいと、私は思っています。
1961年大阪府生まれ。メイド・イン・ジャパン・プロジェクト株式会社、総合プロデューサー。
25歳からインテリア業界に進出し、2000年に滋賀・近江八幡にショップ「aula(アウラ)」をスタート。03年には、自身のプロデュースで表参道に「ラユンヌ表参道」をオープン。その後、他ショップへの人材育成・販売オペレーション指導・商品企画を手掛け、07年3月にライフスタイルショップ「THE COVER NIPPON」を東京ミッドタウンに、12月には成田空港内に「THE COVER NIPPON+CHASIN」をオープン。
【取材協力】
THE COVER NIPPON
東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン ガレリアE-0305
TEL:03-5413-0658












